実が落ちる前に

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400字詰め原稿用紙換算、数え方は?

新人賞に応募するとき、いつも「原稿用紙換算の数え方」で悩みます。特に、自分の原稿が応募要項の枚数規定ぎりぎりだったとき。さあ、どうしましょう(´・ω・`)ということで、今回は原稿用紙換算の数え方について調べてみました。

 

原稿用紙換算で考えられる計算方法は以下の3つです。

①字数を400で割る

②400字詰め原稿用紙と同じ20字×20行に設定したときの枚数

③30字×40行→400字詰め原稿用紙3枚とみなして計算(40字×40行なら4枚)

 

それぞれの方法で原稿用紙換算をすると、結果に大きな差がでます。ためしに拙作「御枷島(おとぎじま)」で数えてみます。

まず、①の方法から。御枷島(おとぎじま)は158963字です。158963字を400で割ると397.4075、400字詰め原稿用紙398枚です。

次に②の方法。ページ設定を20字×20行にしてみると……476枚!①とは約80枚の差です。

では最後に③の方法今回は江戸川乱歩賞の応募要項と同じ30字×40行に設定してみます。30字×40行で174枚、1ページを原稿用紙3枚とみなすので、174×3=522枚となりました。

①の方法398枚

②の方法476枚

③の方法522枚

①と③では、120枚以上の差が( ゚Д゚)どうして……

①の方法では、改行や段落などの空白を計算に入れていません。

②と③の差も改行による空白のせいです。たとえば1行30字の設定で、10字までしか書かず改行した場合。②では20字×20行に設定し直したとき1行になりますが、③では2行になります(この場合、1行はまるまる空白です)。改行の多い原稿では、②と③の差は大きくなってしまいます。

 

では、一体どの方法が正しいのか。

原稿用紙換算を「手書きで原稿用紙に書いた場合、何枚になるのか」という意味だととらえれば②が正しいと思います。私も、②で計算することが多いです。

 

ただ、ときには書きあげた後で「話は完結した。でも、枚数が足りない」ということもありますよね。私もありました。「主人公の名前を漢字一字から、三文字にかえて字数を稼ごうか」なんて小手先の工夫や悪あがきを考えたりもしましたが(^^;)、ネットで検索してみたところ、このときは③の方法で計算してもよいという意見がありました。この場合に限らず、原稿が多すぎる場合は①の方法で、というように自分に都合のいい数え方でよいという意見です。「なるほど、これはいいことを聞いた」ということで、このときは③で計算して応募。「原稿用紙換算方法が違う。ずるをしたな」という理由で失格にはなりませんでした。

 

参考までに江戸川乱歩賞の応募要項では、

・400字詰め原稿用紙350枚~550枚

ワープロ原稿では30字×40行で115枚~185枚

つまり、江戸川乱歩賞は400字詰め原稿用紙550枚=30字×40行原稿185枚と考えているということですね。30字×40行原稿を3枚とみなした場合、185枚×3枚=555枚、約550枚。応募要項を見る限り、③の方法で数えてもよさそうです。

 

まあ、考えてみれば、応募原稿を選考者やスタッフさんが一作ずつ原稿用紙に換算するわけがないし、ぱっとみて明らかに多い/少ない除けば、それほど厳密に審査しているわけじゃないのかな。特にテキストデータなしの紙原稿だけ送るときには、計算ミスやちょっとしたずるで原稿用紙換算の枚数が正確でなくても、ばれるわけがない。原稿用紙換算の正確性よりも作品がおもしろいかどうかの方が選考側にとっては重要だろうしね。

 

ということで、応募原稿の原稿用紙換算は基本的には20字×20行で計算、ちょっと足りないなあというときには、③の「3枚とみなす」で計算しちゃえ!という話でした。あっ、実際に応募するときには自己責任でお願いします(;´∀`)

あと、原稿を応募するときには原稿のページ設定に気を付けてください。賞ごとに30字×40行、40字×40行など規定されているので。私も、30字×40行のところを40字×40行で設定して「どうしてこんなに足りないんだろう」と思いながら、一生懸命書き足したことがあります。応募する直前にミスに気付き再設定、今度は枚数オーバーになり、書き足した部分を丸ごとカットするという羽目に……ついでに、印刷した後だったので、150枚以上の紙も無駄にしました(´;ω;`)ウッ…