実が落ちる前に

自作小説を公開するブログです。暇なとき、読んでいただけたらうれしいです。小説は作品ごとにカテゴリー分けしています。日記や雑文はその他カテゴリーです。

まさきとしか「完璧な母親」、感想とトリックのメモ

最近、新しい作家さんの本を読むことが多いです。今回のまさきとしかさんも初めて読みました。 


完璧な母親 (幻冬舎文庫)

流産を重ね授かった最愛の息子が池で溺死。絶望の淵で母親の知可子は、息子を産み直すことを思いつく。同じ誕生日に産んだ妹に兄の名を付け、毎年ケーキに兄の歳の数の蝋燭を立て祝う妻の狂気に夫は怯えるが、知可子は歪な"完璧な母親"を目指し続ける。そんな中「あなたの子供は幸せでしょうか」と書かれた手紙が——。母の愛こそ最大のミステリ。

 

感想

読み始めたときは、一人の母親の狂気と一つの家族の話だと思っていたので、新しい登場人物が出てきたときには戸惑いました。「あれ?知可子の話はもう終わり?」と拍子ぬけというか、消化不良な感じ。あの後、はるちゃんがどう成長して、どのように兄抜きの母娘関係を再構築していったのか、そっちの方が興味があったかな。蔓井さんや成彦君は、あまり……最初の話(序章~第一章)が一番おもしろかったです。ストーリー自体にはミステリ要素はあまりありませんでしたが、「母の愛こそ最大のミステリ」という言葉通りの作品でした。

 

私はまだ子供もいないし、子供を産みたいとか、この人との子供がほしいという感情を持ったこともないけれど、母親になったら私も子供のためにどんなことでもできるようになるのかなあ……想像つかないや(´・ω・`)そういえば、子供を見てかわいいと思ったこともないかも。これも自分の子供を産んだらきっと変わるんでしょうね。

さっきから地味にショックなことが、パソコンで「うんだ」と入力すると、「倦んだ」で変換されること……「生んだ」でも「産んだ」でも「運だ」でもなく「倦んだ」が一番って……私、君(PC)とはもう4年か5年、長い付き合いになるけどさ、今まで君でそんなに「倦んだ」って打ってきたっけ(。´・ω・)?

なんか、変なところで精神的ダメージを受けて、落ち込んでしまいました。