実が落ちる前に

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ヘリウムガスの事故!?パーティーグッズ・風船用、事故の多くは子供

何年前だっけ、アイドルグループの12歳のメンバーがヘリウムガスを吸って意識不明、病院に搬送されるという事故がありました。このときは脳空気塞栓症(脳の血管に空気が入り血流が妨げられる)だったそうです。

調べてみると、ヘリウムガスによる事故は意外と多い。厚労省の資料によると、平成13~24年度でヘリウムガスの吸いすぎ事故(意識を失う、嘔吐など)は32件。特に12歳以下の子供に多いそうです。アイドルの女性も12歳でした。

ということで、今回はヘリウムガスの事故について調べてみました。

 

市販されているヘリウムガスは、パーティーグッズ(声を変えて遊ぶ)と風船を膨らませる用がある。事故はパーティーグッズでも風船用でも起きるが、死亡事故は風船用に多い。2007年には風船用ヘリウムガスを直接吸引した高校生が窒息死する事故もあった。上記のアイドルグループの事故ではパーティーグッズ用のヘリウムガスを吸引したようです。

 

パーティーグッズ用と風船用のヘリウムガスの違いは、酸素の割合。パーティー用は、酸素欠乏による事故を防ぐために大気と同じ割合の酸素が含まれている(ヘリウムガス80%、酸素20%)。そのため、吸引しても酸欠にはならない。が、事故の危険はある。

風船用は、ほぼ100%ヘリウムガス。そのため、誤って吸引すると、酸素欠乏、最悪死亡する。

 

酸素欠乏による窒息死では、ヘリウムガスそのものに毒性があるわけではなく、体内の酸素が不足することによる窒息。酸素がとても薄い空気を吸い込むと、逆に肺の中の酸素が外の空気に奪われる。そのため、ヘリウムガスの濃度が高く酸素の濃度が低い(20%以下)を吸い込むと酸素欠乏が起きる。

 

大気中の酸素は21%。ここから徐々に酸素濃度が低くなると、緩やかに酸素欠乏になっていく。

酸素濃度が8%になると、昏睡。後遺症。

酸素濃度が6%になると、けいれん、呼吸困難。

酸素欠乏で意識不明、その後呼吸停止。体内に酸素がない状態で13分経つと、窒息死。

また、酸素濃度0%かそれに近い空気を吸い込むと、急性酸欠になる。1~2回の呼吸で倒れ、蘇生の見込みなし。風船用のヘリウムガスを吸引した場合、急性酸欠になることがある。

 

たとえば、頭からビニール袋をかぶって、そこにヘリウムガスを送り込んだとき、ヘリウムガスによる酸素欠乏で死亡する。約800lのヘリウムガスを送り込むと死亡する可能性が高いといわれているが、これは800lのヘリウムガスを吸い込めば死ねるというわけではなく、800lのヘリウムガスをビニール袋に送り込むことで、袋内の酸素濃度を致死レベルまで下げることができるということなのかな。所要時間は大体10分間。

 

ビニール袋でなくても、小型のテントや狭い密閉空間(トイレなど)でも、ヘリウムガスによる酸素欠乏は起きる。

 

楽天市場で調べたところ、風船用のヘリウムガスは400lが7000円前後でした。サイズは横幅31cm×奥行31cm×高さ45.5cm。重さは5kg。これが二つだから10kgかあ。練炭を用意するのとどっちが楽かな。あっ、でも練炭なら七輪もいるものね。だったら、ヘリウムガスの方がお手軽かな。

 

以上がヘリウムガスの事故についてでした。

まとめると、

・子供にヘリウムガスは危険。パーティーグッズでも事故の可能性あり。

・風船用のヘリウムガスは吸引しない。特に一気に吸い込むのが危険。

・ヘリウムガスでは酸素欠乏がおき、最悪死ぬ。