実が落ちる前に

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1億円、札のナンバーを書き写すのにかかる時間は?誘拐小説の実験

誘拐小説では、犯人から「古いお札で」「使い古したお札で」「新札でない」などの条件をつけた身代金を要求されます。で、刑事さんが身代金に用意した紙幣のナンバーを控えています。たとえば、1億円なら1万枚。このナンバーを控える作業、一体どれくらい時間がかかるのか。ふと気になったので、先日、機会があったので調べてみました。

 

黒川博行さんの「二度のお別れ」(創元推理)の56ページに、札のナンバーを控えるシーンがあります。


二度のお別れ (創元推理文庫)
 

それによると、

・1分間に8枚~9枚

・1時間に約500枚

・2人でやれば10時間で10000枚

1億円分(1万円札1万枚)のナンバーを書き写すのにかかる時間は20時間。2人でやっても一晩がかりか。

 

実際に1億円を用意してやってみたかったのですが、それは無理だったので(あたりまえだ)、5万円(千円札50枚)で実験してみました。確認したところ、一万円札と千円札のナンバーの桁数は同じでした。

結果は、50枚書き写すのにかかった時間は6分35秒。

(少し時間をおいてから2回目を計ってみたところ、5分11秒でした。)

 

どっちのタイムで計算するのか迷ったけれど、1回目のタイムで計算することにしました。なんといっても1万枚ですからね、最初のうちは慣れるにしたがって書きうつすスピードは上がるだろうけど、そのうち疲れと集中力が切れるので、きっと遅くなります。(ちなみに私の集中力は、もって30分です。短すぎ(´・ω・`))なので、1万枚を書き写すスピードを平均するときっと、遅い方のタイムに近いと思います。

50枚で6分35秒(395秒)ということは、1万枚だと、

10000÷50=200

200×395=79000秒

79000秒=1316分40秒=21時間56分40秒

大体、上のタイム(二度のお別れ)と同じだ。もしかして黒川さんも自分で書いて、タイムをはかってみたのかな。まあ、そうだとしたらもっと多い札を用意しただろうけど。

 

ナンバーを書き写すって簡単な作業のようだけど、実際にやってみると案外時間がかかりますね。刑事さんは徹夜でこれをやったあと、翌日は身代金をはさんで犯人と追いかけっこか……刑事さんは大変だ(@_@)