実が落ちる前に

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摂食障害(過食症)のときに読んだ本、家族に摂食障害の患者さんがいる方におすすめの本

私が摂食障害のときに読んだ本をご紹介します。私が摂食障害だったのは、もう5年以上前なので情報は古いです。最近はもっとよい本があると思いますが、ちょっとした参考になればと思います。

 


過食症からの脱出―自分で治す実践ガイド
 

過食症の原因ではなく、過食症からの脱出方法(タイトル通りです)が紹介されています。マニュアル本ですね。一日の食事記録(過食記録)をつけて、過食が起きるタイミングやそのときの自分の状態を客観的に分析することから始めようという本です。レコーディングダイエットや家計簿のすすめなんかに似ているかな。「なるほど、こうすれば過食症は治るのか」と、過食症真っ只中だった私は感動したものです。で、さっそく実践してみました。結果は……3日で挫折しては挑戦し、を繰り返したのですが、これで過食は治りませんでしたね(^^;)食事記録をつけるくらいで治るのなら苦労しないっつうの"(-""-)"

ただ、過食症から立ち直りかけているときには役に立ちました。というのも、拒食症→過食症ときた私は、もう何年も普通の食事をしていなかったのです。さあ、過食症は治った、普通の食生活に戻るぞといったって、一日にどのくらい食べるのが普通なのか、一食の量は?どの程度の量なら体重が増えないのか、ということが全くわかりません。そんなとき、一日の食事を記録して(といっても、詳細な記録ではなく、朝パン昼ラーメン夜カレーライス、程度の簡単なメモ)、「ああ、この程度なら食べても太らないんだ」「この程度の胃のふくらみ具合が通常の食事でいう『お腹いっぱい』なのね」という感覚を学び直しました。拒食症になる前は当たり前にできていたことなんですけどね(^^;)

自分が過食症になった原因を知りたい方にはあまり役に立たない本です。

 


拒食症・過食症を対人関係療法で治す
 

こっちは、摂食障害の患者さんのご家族におすすめの本です。ただ、私が過食症真っ最中で読んだときには、もやっとした気持ちになりました。人によると思いますが(この本で救われる患者さんもいると思います)、患者さん本人にすすめるときにはちょっと気を付けた方がよいかもしれません。特に、家族の方が摂食障害の患者さんにこの本をすすめるのは、気を付けた方がよいです。他人からすすめられた方が、素直に受け取れたような気がします。

この本にはたしか、クロニンジャーの性格理論(七因子モデル)と摂食障害の関係についても書いてあったと思います。クロニンジャーの性格診断を受けたことがある方は参考になるかもしれません。私も心療内科での治療の際、クロニンジャーの性格診断(性格テスト?)を受けました。

摂食障害と衝動性と病状の推移 | 三田こころの健康クリニック新宿

 

以上が、私が摂食障害のときに読んだ本でした。ほかにも色々読みましたが、印象に残っているのはこの二冊です。