実が落ちる前に

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東野圭吾「白馬山荘殺人事件」の感想(ネタバレあり)


白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)
 

 一年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか」という言葉を残して自殺した兄・公一。その死に疑問を抱いた妹の女子大生・ナオコは、親友のマコトと、兄が死んだ信州・白馬のペンション『まざあぐうす』を訪ねた。常連の宿泊客たちは、奇しくも一年前と同じ。各室に飾られたマザー・グースの歌に秘められた謎、ペンションに隠された過去とは? 暗号と密室の本格推理傑作。

(光文社文庫本裏)

 

感想(ネタバレあり)

暗号の方は、英語を見ると眠くなるという体質のせいで、全然解けませんでした。文庫本の255ページからは、もう、眠い眠い(笑)「なんかやっているなあ、そっか暗号を解いているのか」ということは分かっているのですが、それを理解するのに必要な頭が、ね(^^;)

お兄さん殺しについては、毒を飲んで死んだ(殺された)のに、密室が自殺の決め手になるのかが不思議でした。小説の中で、部屋に鍵をかけた後で犯人から渡された毒を飲む/犯人が仕込んだ毒を飲む、という可能性(毒殺のメリットってその場にいなくてもターゲットを殺せることだと思うし)に触れられていないのがちょっと腑に落ちない。

密室トリック自体は、ありふれたトリックでした。二人がかりだし、見た目もスマートじゃないから、いまいちかなと思いました。

 

最初の方、ペンションに到着するまでの間にドクターの奥さん意味深なこと(ペンションに行く理由について「何もないからいい」)を言っていたから、てっきり、宿泊者全員宝目当てなのかと思ってしまいました。全員どころか、ドクター夫婦ですら、宝探しに関係なかった

あと、どうでもいいことですが、マコトのリーゼントが気になりました。リーゼント……一体、どんななんだ?