実が落ちる前に

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新堂冬樹「砂漠の薔薇」の感想(ネタバレあり)

 
砂漠の薔薇 (幻冬舎文庫)

ハイソな奥様の輪に加わり、愛娘の「お受験」にはまるのぶ子。英才塾やピアノ教室に通わせるなど、娘の一心不乱に合格へ導こうとする。そんな彼女がスーパーで万引きする仲間の一人を目撃した。ライバルを蹴落とすチャンス。彼女に芽生えた小さな悪意が凄惨な事件を引き起こす。お受験を通し、平凡な主婦が狂気を増幅させる様を描いたミステリー。

幻冬舎文庫文庫本裏

 

感想(ネタバレあり)

万引きママが自殺するところまではおもしろかった。

主人公の気持ちに共感できた。嫌味に胃がキリキリしたり、娘が他のママの前でやらかして恥ずかしくなったり、関わらなければいいのに十和子のことが気になって仕方ないという気持ちも分かる。

ただ、肝心の殺人場面前後はおもしろくなかった。

ガラポンあたりから、主人公の心情の書き方や物語の進み方が雑になった印象でした。

殺害~最後なんて、よくわからないポエム調の文章が増えちゃうしね……

 

音羽幼女殺人事件