実が落ちる前に

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折原一「叔母殺人事件 偽りの館」の感想とトリックのメモ(ネタバレあり)


叔母殺人事件 偽りの館【電子書籍】[ 折原一 ]
 

 煉瓦造りの洋館で起きた驚くべき殺人事件。屋敷には底意地の悪い実業家の女主人とその甥が住んでいた。叔母の財産を狙う甥の殺人計画はいかに練られていったのか。その手記を入手するため、取材者の〈私〉は屋敷に住み込み、事件を追体験していく——そして明かされる衝撃の真相!! 名手の叙述ミステリー

講談社文庫文庫本裏)

 

感想(ネタバレあり) 

折原一の作品の中ではシンプルな構成の叙述トリック

あと、しょっぱなにトリックのヒントが出てくるので、トリックを見破るのは簡単でした。

ただ、そこからが長い(-_-)

特に現在パートが冗長。

最後はどんでん返しというのかな?バタバタ色々なことが起こるし、いきなり視点人物が増えます。この部分は評価が分かれるかなと思いました。私個人的には、話の途中(それも終盤)で視点人物が増えるのはあまり好きではありません。これ(主人公)と決めたら最後までそれで突き通す方が好きです。この作品の場合は、視点人物が増えたからといって、特に面白い展開になったわけじゃないし。

 

トリックのメモ

①春-美咲(長沼絹代)②敏子ー名倉智樹③清瀬富子ー行彦の三人姉妹

・ヒント①文庫本P24 「その甥の名倉智樹が叔母殺しをはかった

・ヒント②文庫本P85、P112、P114、P210 美咲「叔母さま姪だから)」